大阪府羽曳野市で男性が殺害された事件で、事件直前、被害者に近づく容疑者に似た男の姿を、防犯カメラが捉えていたことが分かった。 山本孝容疑者は2018年、羽曳野市の路上で、崔喬可さんを刃物で刺し、殺害した疑いで、5日に送検された。 警察によると、現場付近の防犯カメラの映像に事件直前、山本容疑者と体格がよく似た人物が、被害者の行動にあわせて動き、近づく様子が映っていて、待ち伏せしていた疑いがあるという。 山本容疑者の逮捕について、崔さんの長男は「私たちの時間は、止まったままでした。これからの幸せを奪った犯人を許せません」とコメントしている。 一方、山本容疑者の弁護士は「突然の逮捕に怒り心頭で、事件とは全く関わりがない」と主張している。