大阪府羽曳野市で4年前に起きた殺人事件で、現場近くに住んでいた男が逮捕されました。JNNは、逮捕前、男を取材していました。 羽曳野市の無職・山本孝容疑者(46)は、4年前、自宅近くの路上で藤井寺市の会社員・平山喬司さん(当時64)の背中を刃物で刺し、殺害した疑いが持たれています。警察によりますと、平山さんは当時、山本容疑者の隣に住む知人を訪ねる途中で、防犯カメラには山本容疑者と似た人物が刃物を持って歩く様子が写っていたということです。 JNNは逮捕前、山本容疑者を取材していました。 山本孝容疑者 2018年4月 「たぶんこの辺で倒れていた。どこに倒れていたかは見られへんかった。(Q.山本さんは家にいた?)そうです。そうです」 しかし、1か月後に改めて聞くと・・・。 山本孝容疑者 2018年5月 「(事件当時)外に出てたんですよ。(Q.用事があった?)用事があったというか、ちょっと表に出てた。ガサ入れ入って1か月経ちますけど、当然証拠もやってないから出てこない。だから僕今ここにおるわけなんですよ」 「事件当時、外出していた」と主張を変え、事件への関与を強く否定しました。山本容疑者は、「隣の家の植木鉢が道路にはみ出しているので注意してほしい」と警察に通報するなど、平山さんらとトラブルになっていたということです。警察の取り調べに対しても、「納得できません。やっていません」と容疑を否認しています。(04日17:47)