「車に塗料塗られ」子供同士のトラブルで親“復讐代行”依頼か

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「復讐(ふくしゅう)代行業」を名乗っていた男が、沖縄で30代夫婦の車を傷つけたとして逮捕されました。33歳の女の依頼とみられていて、そのきっかけは、女と夫婦の子供同士のトラブルだったといいます。 ◇ 2日、沖縄・那覇警察署には、加藤孝一容疑者(56)が車に乗り込む姿がありました。器物損壊の疑いで逮捕された加藤容疑者は「復讐代行業」を名乗っていて、依頼をしたとみられる女(33)も逮捕されました。 被害を受けた男性(30代)は「車に塗料が塗られている」との被害を訴えたということです。 警察によると、加藤容疑者と女は去年1月、夜間に沖縄・那覇市内の民家の駐車場で車2台に剥離剤をかけて塗装をはがすなど、およそ112万円相当の被害を与えた疑いがもたれています。 犯行の動機とみられているのが、車の持ち主への“復讐”でした。 逮捕された女と、車の持ち主の30代の夫婦は、もともと同じ学校に子供を通わせる親同士だったといいます。 3年前から子供同士のトラブルをきっかけに親同士の関係が悪化すると、女はネット上で「復讐代行業」を名乗る加藤容疑者に復讐を依頼したとみられているのです。 女は去年4月には、トラブル相手の妻につきまとった疑いで逮捕されていました。 加藤容疑者は“復讐代行”のため、自宅のある千葉・成田市から依頼主の女が住む沖縄へ渡り、犯行に及んだとみられます。犯行前にも複数回、沖縄を訪れ、女と犯行に向けた打ち合わせをしていたとみられています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。

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