千葉県東金市の警察学校では2月4日、卒業式が行われ205人の新警察官が新たな門出を迎えました。 卒業式に臨んだのは2021年4月に採用され、約10か月間、警察官に必要な知識や逮捕術などを学んだ205人です。 感染防止対策のため卒業生の家族の参加は見送られましたが、式では全員の名前がひとりひとり呼ばれ、卒業証書が手渡されました。 そして県警本部の田中俊恵本部長が「県民の期待と信頼に応える、力強く温かい警察官を目指してほしい」と訓示しました。 これに対し卒業生代表の平内達也巡査は「幾多の困難が待ち受けていると思うが、どんな脅威にも負けません」と決意を述べました。 式典のあと、担当教官と最後の言葉を交わした卒業生はそれぞの配属先の警察署に向かい、警察官としての第一歩をスタートさせました。 平内達也 巡査 「全員が切磋琢磨しあって全員で卒業式というこの日を迎えることがすごく嬉しい」 木村莉緒 巡査 「両親にこれから恩返しすることを伝えるのと、立派な警察官になるということを宣言したい」