名古屋港で遺体で見つかった韓国人女性を殺害したとして男が逮捕された事件で、犯行後に男は引っ越しをしていたことがわかりました。 去年11月、名古屋港の岸壁に集まった多くの警察や消防。発見された女性の遺体が引きあげられました。 遺体は韓国籍の崔秀伊さん、当時49歳。警察によりますと、遺体は全裸の状態で、死後1日から3日ほど経っていました。 遺体の発見からおよそ3カ月、3日に急展開がありました。 （リポート） 「愛知県警は昨日、崔さんと同居していた39歳の男を逮捕しました」 岐阜県大垣市の無職・幸田信之容疑者(39)を殺人容疑で逮捕。去年11月上旬に、何らかの方法で崔さんを殺害した疑いが持たれています。 幸田容疑者は、崔さんと2019年から羽島市内で同居していたといいますが、犯行後にある行動をしていたことがわかりました。 近所の人： 「（引っ越してきて）半年経ってないかぐらいだと思っているんですけど。秋くらいかなと思ってはいるんですけど」 警察などによりますと、幸田容疑者は犯行後に、同居していた羽島市から大垣市に引っ越したとみられています。 殺害に関わる証拠を隠すためだったのでしょうか。引っ越し後の様子について近所の住民は…。 近所の人： 「にこやかで感じいい人が来たなっていう感じです」 別の近所の人： 「普通のおじさんっていう感じ。そんなきつい顔とかそういうあれじゃなくて、優しそうな人だったと思いますけど」 不審な様子は見られなかったという幸田容疑者。2人の間に一体何があったのでしょうか。 調べに対し、幸田容疑者は容疑を認めていて、警察は動機や経緯を詳しく調べています。 ※画像は視聴者撮影