児童養護施設の運営口座から横領の疑い 施設の元職員を逮捕 被害は約1億8000万円か

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三重県伊勢市にある児童養護施設、天理教三重互助園の元職員が約560万円を横領したとして2日、警察に逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、飯降洋容疑者(47)で、警察の調べによりますと、おととし8月から11月までの間に、施設の運営口座から約560万円を横領した疑いがもたれています。 警察の調べに対し、飯降容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 施設を運営している社会福祉法人の天理は、去年、会見を開き、飯降容疑者が施設の積立金や入所児童の児童手当などを横領したため解雇したと発表していました。当時、天理の聞き取りに対して、飯降容疑者は「横領した金の大半は競馬に使った」と話していたということです。 警察によりますと、天理は、2015年からの5年であわせて約1億8000万円の被害があったと刑事告訴していて、警察は飯降容疑者の関与を調べています。

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