グリーンウッドの逮捕がリンガードの去就にも影響…マンU指揮官「残留には2つの理由」

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マンチェスター・Uのラルフ・ラングニック暫定監督が、イングランド代表MFジェシー・リンガードの残留についてコメントした。3日、イギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が伝えている。 リンガードは今シーズン、ここまで公式戦14試合に出場しているものの、先発出場はわずか2回。出場機会を求め、今冬の移籍を希望していた。しかし、結局は移籍が成立せず、契約が満了する今シーズン終了までチームに残ることが決定した。 3日にプレスカンファレンスを開いたラングニック暫定監督は、リンガードについて次のようにコメント。他クラブとの移籍合意が得られなかったことだけでなく、イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドがガールフレンドに対する暴行、レイプ、殺害脅迫などの容疑で逮捕されたことも同選手の去就に少なからず影響したようだ。 「3週間前、ジェシーは退団を嫌がっていたが、その後に気が変わった。10日前に彼と話をしたが、彼の将来とワールドカップのために試合に出たいという気持ちは十分に理解できたし、彼がクラブを見つけて、そのクラブが我々との解決策を見つけてくれれば、退団を認めると言った。しかし、いろいろな出来事で状況が変わり、我々も他のクラブとの合意がなかったため、役員会として最終決定を下す必要があり、ジェシーをシーズン終了まで引き留めた」 「(グリーンウッドの逮捕による影響について)ある意味ではそうだ。ただ、クラブの理事会は私に、彼に興味を持つどのクラブとも合意できなかったと言った。ウインドウが閉じた月曜日の夜、理事会は彼の残留を希望していると伝えてきたので、私は理解し受け入れることができた。それ(リンガードの残留)は2つの理由による。メイソン・グリーンウッドの問題があり当分の間選手がいなくなることと、クラブが他のクラブとの合意を見いだせなかったことだ」 なお、グリーンウッドは一時的に保釈が認められているものの、捜査は継続して行われている。マンチェスター・Uは同選手について「追って通告があるまで、クラブのために練習することも、プレーすることもない」との声明を発表している。

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