高校野球で賭博を行っていたとして、仕切り役の暴力団幹部の男が逮捕されました。賭博は過去10年間、続けていたとみられています。 指定暴力団住吉会系の組長・小宮山欧果容疑者(52)ら2人は、2019年の高校野球・春の選抜大会で優勝校と準優勝校を予想させる賭博を9人の客にさせた疑いが持たれています。 警視庁によりますと、小宮山容疑者らは32の出場校を8つのグループに分けて優勝校と準優勝校が入ったグループを予想させ、賭け金の3割を手数料として受け取っていました。 2人は容疑を認めています。 警視庁は、10年間にわたって高校野球を対象に賭けを行っていたとみています。