違法薬物がネット上で「隠語」を使って取引されている実態を広く啓発しようと、京都府警が新たな取り組みを始めています。 京都府警がSNSに公開した「違法薬物隠語大辞典」。 大麻のことを「野菜」と言い換えたり、「ブロッコリーの絵文字」を使ったりする「隠語」を使ってネット上で取引される実態などがまとめられています。 京都府警が去年、大麻取締法違反の疑いで逮捕・書類送検した未成年は35人にのぼり、年々増加しています。保護者などが辞典を読み、隠語を知ってもらうことで、大麻などの薬物事件を未然に防ぐのが狙いです。 さらに京都府警は、運転免許試験場でも啓発動画を流す取り組みを始めました。 【京都府警組織犯罪対策第三課・村上純恵巡査部長】 「この動画を見て、正しい知識を身に着けてもらって絶対に薬物には手を出さないでほしいと思います」 動画は、京都府警の公式Youtubeでも見ることができます。