「GoToトラベル」の給付金をだまし取った疑いで逮捕された大阪市にある高校の野球部の元監督らを、検察が起訴しました。 詐欺の罪で起訴されたのは、大阪偕星学園高校野球部の元監督 山本セキ被告(53)ら2人です。 起訴状によると山本被告らは、おととし、野球部の合宿で利用した旅館の宿泊費1人1泊8000円を2万円と偽り「GoToトラベル」の給付金を申請し、約80万円をだまし取った罪に問われています。 山本被告は、2011年から野球部の監督を務めていて、2015年には夏の全国高校野球大会に出場していました。 警察によると、山本被告は学校に申告することなく合宿を繰り返していたということで、事件の発覚時、学校に対しては詐欺の関与を否定していたということです。