偽物のブランド品を買い取らせたとして２人の男が逮捕されました。 商標法違反の疑いで２日に逮捕されたのは、愛知県名古屋市に住むキャンドル製作販売業の※さら井謙太郎容疑者（３７）と、同じく愛知県名古屋市に住むキャンドル製作販売業の岩田太一朗容疑者（４１）の２人です。 ※「さら」は「さんずい＋新」 ２人は２０２０年９月上旬、２回にわたって新潟市にある古物営業所に有名シルバーアクセサリーブランド「ゴローズ」の偽アクセサリー６点を計１６９万円で買い取らせ、商標権を侵害した疑いが持たれています。 警察によりますと、被害にあった古物営業所が「偽物を掴まされたみたいだ」と新潟署に相談。その後、製造元に確認したところアクセサリーの純金の部分が金メッキであったり、本物より小さくて軽かったりしたことなどから偽物と判明したということです。 調べに対しさら井容疑者は「２人で偽物を売りました」と容疑を認めている一方、岩田容疑者は「転売しただけで偽物とは知りませんでした。本物だと思っていました」と容疑を否認しています。 ２人は１月１２日にも同様の容疑で逮捕されていて、その際の逮捕報道を見た７都道府県の古物営業所や個人から新潟県警に対し１０件以上の相談が寄せられているということです。 警察は余罪が複数あるとみて捜査を続けています。