恐喝などの疑いで2月1日に逮捕された山梨県職員は、脅した業務委託先の職員に報告書の修正を約50回にわたり繰り返させていたことが新たに分かりました。 恐喝と収賄の疑いで逮捕されたのは、山梨県農政総務課の副主査仲川賢司容疑者で、2日甲府地検に送検されました。 仲川容疑者はおととし2月、県土地改良事業団体連合会の40代の男性職員に対し、県が業務委託しているシステム運用の不備に因縁をつけて脅し、現金7万円を受け取った疑いが持たれています。 仲川容疑者はこの男性職員に、システム不備の報告書の修正を約50回にわたり繰り返させていたことが分かりました。 その後、男性職員は「金を払えば今後の仕事がスムーズにいくと思った」と、封筒に入れた現金20万円を手渡しましたが、仲川容疑者は「金額が大きい」として13万円を返金したということです。 警察は金の使い道や余罪についても調べています。 [UTYテレビ山梨]