新型コロナ雇用調整助成金 不正受給疑い暴力団幹部 処分保留で釈放 【熊本】

新型コロナの雇用調整助成金などをだまし取ったとして逮捕・送検された暴力団幹部について熊本地検は処分保留で釈放しました。警察によりますと、暴力団幹部（４６）は おととし６月から去年７月にかけて、新型コロナの雇用調整助成金など計約４３０万円を不正に受給したとして詐欺の疑いで逮捕・送検されていました。熊本地検は２日付で暴力団幹部を処分保留で釈放、今後は任意で捜査を続けるとしています。また、熊本地検はこの幹部と一緒に逮捕・送検されていた飲食店経営の伊藤龍一容疑者（３５）を起訴しました。