2019年春の選抜高校野球大会の優勝校などを予想する賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課は2日までに、賭博開帳図利の疑いで、いずれも指定暴力団住吉会系組幹部の小宮山欧果容疑者(52)=東京都杉並区松庵=と後藤進之助容疑者(49)=同区西荻北=を逮捕した。 組対4課によると、出場校32校のうちの優勝校と準優勝校を1口千円で予想させていたとみられる。同課は2人が12年ごろから春夏の甲子園大会を対象に賭博を開き、客に計約1200万円を賭けさせ、手数料などを徴収したとみている。 2人は容疑を認め、小宮山容疑者は「賭け金の3割をもらっていた」と供述している。