春の甲子園で、客に野球賭博をさせていたとして、暴力団組長ら2人が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、住吉会系暴力団の組長・小宮山欧果容疑者(52)ら2人です。小宮山容疑者らは、2019年の春の選抜高校野球大会の試合で、客9人に野球賭博をさせて利益を得ていた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、出場している32校を8つのグループに分けて決勝戦の出場校を予想させ、1口1000円の賭け金であわせて13万6000円を集めていたということです。取り調べに対し、小宮山容疑者は「10年前くらいからやっていた」「賭け金の3割をもらっていた」と容疑を認めているということです。 警視庁は、春と夏の甲子園およそ20回で、およそ1200万円の賭け金を集めていたとみて調べを進めています。(02日12:52)