福岡市博多区で先月、駐車場に止めてあった車のタイヤをパンクさせたとして、80歳の男が逮捕されました。 付近では同様の被害が相次いでいて、警察が関連を調べています。 警察によりますと、博多区住吉の無職・井上直人容疑者(80)は、先月20日、近所の駐車場に止めてあった車のタイヤ2本を鋭利なものでパンクさせた器物損壊の疑いがもたれています。 「エンジンの音が気になり、腹が立ってやった」などと供述し、容疑を認めています。 現場近くに住む人は、3カ月ほど前から同様の被害に遭ったと話します。 「自転車のタイヤがパンクさせられたり、バイクのミラーが折られたり、何カ所か刺されて、十字の穴が開いていた」 現場の向かいの駐車場では、先月29日の夜、KBCの男性記者の車も同様の被害に遭いました。タイヤ3本がパンク。いずれにも細い穴が1カ所ずつあいていました。 警察は、ここ数カ月の間に付近で10数件の被害を確認していて、関連も調べる方針です。