鹿角市発注工事の入札をめぐり児玉一前市長などが逮捕された事件をめぐり市は入札制度のあり方などを検討する第三者委員会を今月14日に立ち上げます。新年度のはじめに委員会から市に検討結果を報告します。 鹿角市の関厚市長は定例の記者会見で「疑問があってもみんなで共有できるような体制にしていく」と第三者委員会を設置する意義を強調しました。 鹿角市発注工事の入札をめぐり前の市長の児玉一容疑者が逮捕された事件では“落札した建設会社の2人”も逮捕されています。このうち当時の役員は建設会社に入る前、児玉容疑者が市長を務めるもとで建設部長を務めていました。 また鹿角市は入札の最終的な最低制限価格は当時は市長しか知りえなかったと説明しています。第三者委員会は弁護士や学識経験者など4人で構成し、入札制度や市職員の退職後の再就職のあり方などを検討します。 2月14日に初会合が開かれる第三者委員会、4回にわたって検討し新年度のはじめにその結果を関市長に報告します。