不用な家具などを不法投棄したとして、神奈川県警座間署は2日、廃棄物処理法違反の疑いで、同県海老名市東柏ケ谷の不動産業、山田哲也容疑者(57)を逮捕した。「捨てたのではない」などと容疑を否認している。 逮捕容疑は令和2年5月4日午前8時5分ごろから翌5日午後7時45分ごろまでの間、2回にわたり、自身が競売で落札した不動産物件の室内に残されていたたんすやテレビなどの家具や家電などを、同県座間市広野台のリサイクルショップ駐車場に不法投棄したとしている。 同署によると、同店の男性経営者が防犯カメラで犯行の一部始終を確認し、110番通報。山田容疑者はこれまでの事情聴取に「店に売るつもりで置いた」などと説明しているが、事件当時は大型連休の期間中で同店は営業しておらず、同署は捨てたとみて捜査を進めていた。