無許可で基準を超える盛り土 会社役員の男を再逮捕 山梨・北杜市

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土砂の埋立等の規制に関する条例違反で再逮捕されたのは、北杜市明野町の会社役員佐田和彦容疑者(75)だ。 県警によると、佐田容疑者は去年7月から12月にかけて、北杜市須玉町大蔵の所有者がいない土地に、県の許可を得ず基準を超える約5205平方メートルの盛り土をした疑いだ。 佐田容疑者は親族が代表を務める会社で、都内などの業者に建設残土の処分を請け負う残土券を相場より安い1枚6000円程で販売し、400万円~500万円を売り上げていたとされる。 警察が押収した使用済みの残土券は約8000枚で、このうち7800枚が佐田容疑者が盛り土をしたとされる市内6カ所の現場で使われていた。 佐田容疑者は容疑について「3000平方メートルを超えているとは思わなかった」と否認しているという。県警は市内にある残り5カ所の盛り土も基準を超えているとみて捜査する方針だ。

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