ふじみ野市で医師が撃たれて死亡した立てこもり事件で逮捕された渡辺宏容疑者が事件発生前、亡くなった母親の介護を担当していた別の事業者に対し、電話で自宅への来訪を求めていたことが事業者への取材で分かりました。 渡辺容疑者の母親は、1月26日に死亡。医師の鈴木純一さんら在宅クリニック関係者7人が、27日呼び出され、鈴木さんが撃たれて死亡するなどしました。 取材に応じた事業者によると電話のあった事業者は、渡辺容疑者の母親が、数年前に利用していて、27日に渡辺容疑者とみられる男から未払い分を支払うという内容で電話がありました。 対応した職員は、過去に渡辺容疑者と話したことがあり、同一人物と感じたということです。 職員は、内容を不審と感じ呼び出しには応じませんでした。