2017年 5月 の投稿一覧

就活生に企業名出し接近、体触るなどした疑い 男逮捕 石崎保彦容疑者

就職活動中の女子学生を車に連れ込んでわいせつな行為をしたとして愛知県警犬山署は24日、大阪府松原市天美西1丁目、無職石崎保彦容疑者(48)をわいせつ略取、監禁、準強制わいせつの疑いで逮捕し、発表した。「知りません」と容疑を否認しているという。

犬山署によると、石崎容疑者は2015年2月15日午後3時ごろ、名古屋市千種区の路上で、企業の合同説明会に参加した女子大学生(当時21)に、実在する企業名を持ち出して近づいた。女子大学生に睡眠導入剤を混ぜた缶コーヒーを飲ませ、乗用車に連れ込み、翌16日午前0時50分ごろに愛知県犬山市内で解放するまで、意識がもうろうとなった状態の女子学生の体を触るなどわいせつな行為をした疑いがある。

神谷林実被告(38)に懲役4年の実刑判決 準強姦などの罪 元伊那小教諭 神谷林実容疑者

昨年9月、南信地方の女性宅に侵入し、乱暴したとして住居侵入と準強姦(ごうかん)の罪に問われた伊那市伊那小学校の元教諭神谷林実(しげみ)被告(38)=愛知県刈谷市=の判決公判は11日、地裁飯田支部で開き、高橋信幸裁判長は懲役4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

判決理由で高橋裁判長は「盗撮目的で女性宅に侵入し、乱暴したのは、いずれも自己の性欲を満たすための身勝手で悪質な行為」とした。

職場で叱責(しっせき)されたことなどから心身に不調を来して休職中の犯行だったことについては、「以前から(他の家でも)盗聴などを繰り返しており、偏った性癖が犯行に大きく影響し、心身の事情は考慮できない」と指摘。加えて「被害者に与えた精神的苦痛は甚大で、(被害者が)意見陳述で重い刑を望むのも当然。児童や地域住民に不安を与えた被告人の刑事責任は重い」とした。

高橋裁判長は、被告の住居侵入の目的については、検察側の「わいせつ目的」という主張を「あえて広い概念で認定するべきでない」として退け、証拠などから「盗撮目的」とした弁護側の主張を認めた。

被告の弁護士は取材に対し、「控訴するかどうかは未定。本人と相談して決めたい」と話した。

判決によると、神谷被告は昨年9月3日と18日の未明から明け方にかけて複数回、盗撮目的で女性宅の玄関ドアや無施錠の窓から侵入し、18日には寝ていて抵抗できない女性に対し、乱暴した。

県教委は、神谷被告に接見した際に犯行を認めたことから、3月30日に懲戒免職処分としている。

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170411/KT170411FSI090003000.php